各種耐熱ガラス

耐熱温度別材料、用途一覧

各種ガラス材料はSiO2に他の材料を加えて様々な特性を持たせています。
材料によりますが、熱や化学薬品を用いて機械的強度を向上させた『強化ガラス』もスマートフォンやタブレット端末等多く使用されています。特に耐熱性を持たせた材料は様々な用途で活躍しています。

耐熱材料

ネオセラム®N-O

表:ネオセラム®N-Oジルコニアなどの結晶核形成剤を含む特殊組成のガラスを溶解、成形したのち熱処理をし、徴結晶を析出させた耐熱結晶化ガラスです。
最高使用温度が700℃と、耐熱性に非常に優れています。

テンパックス®

表:テンパックス®テンパックス フロートは一般的なソーダガラスに比べ熱膨張係数が小さく、最高使用温度が500℃、常用使用温度450℃(長時間使用/10時間以上) と、耐熱性、耐熱衝撃性に優れています。
また、その両面は、フロート製法により平坦で平滑な表面に仕上げられ、高い光透過性と光学的歪みのない卓越した光学品質を持っています。
熱膨張率を小さくするために、不均質(泡や細かい筋)が生じやすく、かつ溶解しにくい原料から製造されていますが、徹底した品質管理により、これら不均質を最大限に取り除くよう努めております(※)。
※極めて微量の不均質が製品に混在することがございますが、ガラスの特性や機能上において問題となるものではございません。

強化ガラス

風冷強化

成形されたガラスを加熱、冷却して表面に圧縮力、内部に引張力を発生させ強化させます。
強化後は通常のガラスの約3倍の強度を持ちます。

風冷強化

化学強化

ガラスを溶融塩に浸し、ガラス表面部をイオン交換することで圧縮層を形成したガラスです。これにより通常のガラスの5倍以上に強度を持たせることができます。

化学強化

ご要望に応じて、パイレックス・テンパックスなど各種ガラスのお取り寄せ、加工を承ります。

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